家計

扶養内パートは年金が少ない…30代主婦がiDeCo・NISAで備える話

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扶養内パートは年金が少ない…30代主婦がiDeCo・NISAで備える話

扶養内パートは年金が基礎年金だけで老後が不安…正社員復帰の壁、106万円・130万円の壁、生涯賃金格差のモヤモヤを30代転勤族ママが本音で語ります。今日から始めるiDeCo・NISA・固定費見直しの4つの備え方も紹介。

📋 目次

「扶養内で働いても、年金はほとんど増えないって本当?」

そう聞いて、正直ゾッとした方、いませんか?😓

私もそうでした。扶養内パート・専業主婦の年金は、第3号被保険者として基礎年金(月約6.8万円)のみ。働いても働かなくても、老後に受け取る金額はほぼ同じという現実に、ショックを受けました。

でも、制度に文句を言うだけでは1円も増えないんですよね💡 だから私は、5年前からiDeCoとNISAで資産を育てる方に舵を切りました。

この記事では、扶養内パートの年金事情と、正社員復帰の壁、そして今日から始められる4つの備え方をまるっとお話しします✨

ちょもん 30代転勤族、2児の母がお話ししますね♪

この記事の目次

扶養内パートの年金は基礎年金だけという現実

第3号被保険者って、結局なに?

扶養内で働いている間は、国民年金の第3号被保険者という扱いになります。保険料の支払いは免除される代わりに、65歳から受け取れるのは基礎年金だけ。

働き方による老後の年金額を比べると、こんな感じです。

働き方65歳からの年金(月額・目安)
専業主婦約6.8万円(基礎年金のみ)
扶養内パート約6.8万円(基礎年金のみ)
扶養外パート(厚生年金加入)約8〜9万円(基礎+厚生)
正社員(年収450万×30年)約14万円(基礎+厚生)

正社員女性と扶養内パートの月額差は7万円以上。年間で約84万円、30年受け取るなら約2,500万円の差です😨

働いても年金が増えない、というカラクリ

一番ショックなのは、扶養内で働いても専業主婦と年金額がほぼ変わらないこと。

「じゃあ、何のために働いているんだろう?」って、ふと思うこと、ありますよね。

目先の生活費は埋まる。でも、老後の上乗せにはならない。このカラクリ、もっと早く知りたかった。

年金の3階建ての仕組みについては、【転勤族妻】お金の管理と老後資金づくり完全ガイドでも詳しく書いているので、あわせてどうぞ✨

正社員に戻りたくても戻れない、復帰の壁

私は本当は、働き続けたかった

ここで少しだけ、個人的な話をさせてください。

私は本当は、正社員で働き続けたかったんです。前職は待遇もよくて、9年続けたキャリアがありました。このまま続けていたら、今ごろ年収500万には届いていたはず。

でも夫の転勤、出産、ワンオペ育児が重なって、キャリアはぷつっと途切れました。

「戻ればいいじゃん」が届かない理由

「戻ればいいじゃん」と、軽く言われることがあります。

戻れるなら、とっくに戻っているんですよね😅

  • 書類選考で落ち、面接に進んでも落ちる
  • 「お子さん、小さいですよね?」「転勤族ですよね?」の壁

一度キャリアを離れた女性の正社員復帰は、想像の10倍むずかしい。これは経験した人にしかわからない重さだと思います。

働き方に迷っている方は、【転勤族30代ママ】働き方と将来設計|共働き・専業主婦はどっちが安心?もぜひ覗いてみてくださいね。

「扶養を抜けて働け」が簡単じゃない理由

106万円・130万円の壁と「働き損」

最近の流れは「106万円の壁を超えて、厚生年金に加入しよう」という方向。2026年4月からは130万円の壁の判定も一部緩和される予定です。

でも、扶養を抜けるのって、現実はなかなかキビシイ💦

たとえば、月12万円稼いだ場合の比較。

働き方額面手取り
扶養内(月10.8万円)10.8万円約10.8万円(税・社保ゼロ)
扶養外(月12万円)12万円約9.7万円(社保+税引き後)

働く時間を増やしたのに、手取りが減る。いわゆる「年収の壁」問題です。

しかも、夫の会社の扶養手当(月7,000〜10,000円)まで消える世帯も。制度として、どうしても納得いかないなぁと感じる部分です。

そもそも扶養外で働ける職場が少ない

壁を越えて働きたくても、

  • 週20時間以上の枠がある職場
  • 月8.8万円以上稼げる時給と勤務日数
  • 通勤圏内で、子持ちでも採用してもらえる職場

この3つがそろう仕事、地方や転勤族には本当に少ないんです。

「扶養を抜けて働け」と言うなら、受け皿をまず整えてほしいなぁ、というのが正直なところ🌀

女性の生涯賃金格差1.7億円という数字

内閣府データが突きつける現実

内閣府のデータによると、大卒で正社員を定年まで続けた女性と、出産退職以降働かなかった女性の生涯賃金差は約1.7億円

この数字を知ったとき、思わず手が止まりました。

もちろん、これは両極端の比較です。実際は多くの女性がその中間にいて、扶養内パート+将来の扶養外シフトなどを組み合わせれば、差はかなり縮められます。

とはいえ、1.7億円という数字が突きつけてくる現実は、やっぱり重いです。

「同一労働・同一賃金」はどこへ?

扶養内パートで、正社員と同じ業務をしている女性は山ほどいます。

  • 同じシフト
  • 同じ顧客対応、同じスキル要求
  • でも時給は正社員の半分以下
  • ボーナスなし・退職金なし・昇進なし

「同一労働・同一賃金」は、ずっと議論されてきましたよね。でも現実はなかなか追いついてこない。

これは個人の努力不足というより、制度と雇用慣行の構造の話だと思います。

女性同士を比べさせる空気に乗らない

世間の空気は、女性同士を比べさせようとしてきます。

  • 「正社員ママ vs 専業ママ」
  • 「キャリア組 vs 家庭組」
  • 「扶養内 vs 扶養外」

どっちが偉いとか、どっちが自立しているとか、比べ合う構図ですね。

でも、立ち止まって考えてみると、

  • 正社員ママは、激務と育児の両立で消耗している
  • 扶養内パート・専業主婦は、キャリアを失った悔しさと、見えない家事育児を抱えている

どちらも、この社会で女性として生きる代償を払っている仲間なんですよね🌸

本当に向き合うべきなのは、隣の女性じゃなくて、矛盾した制度と「選んだのはあなたでしょ?」と個人に押し付けてくる空気そのもの。ここは、私の中でハッキリさせておきたい部分です💪

今日から持てる4つの備え(iDeCo・NISA・固定費・時間)

ここからが、一番お伝えしたい話です✨

文句を言うだけでは、残念ながら何も変わりません。社会はゆっくりしか動かない。だったら、自分と家族を守るための武器を、自分で持つしかないんですよね。

私が5年前から続けてきた4つの備えを、ぜんぶシェアします。

武器①:iDeCo(個人型確定拠出年金)

専業主婦・扶養内パートでも、月23,000円までiDeCoに加入できます。

iDeCoのメリット

  • 運用益が全部非課税
  • 60歳まで引き出せない=絶対に老後資金として残る
  • 受け取り時も税制優遇あり

デメリット

  • 60歳まで引き出せない(裏を返せば強制貯蓄)
  • 加入時・運用時に手数料がかかる

どこで始めるかは、手数料が安いSBI証券か楽天証券がおすすめです。

武器②:新NISA(少額投資非課税制度)

2024年から始まった新NISAは、本当に強い味方です。

  • つみたて投資枠:年120万円まで
  • 成長投資枠:年240万円まで
  • 生涯投資枠:1,800万円(非課税)

私はつみたて投資を始めて、今ではそれなりの資産になっています。特別なことはしていません。オルカン(全世界株式)を淡々と積み立てただけ

月2.5万円なら、節約をすれば扶養内パートの収入からでも十分に捻出できる金額です✨

武器③:固定費の見直しで、時給以上の成果を出す

時給1,000円で1時間働くより、月1,000円の固定費を削るほうが、正直ラクで確実です。

これは、扶養内パートで時間に限りがある私たちにとって、めちゃくちゃ大事な発想💡

見直したい固定費リスト

  • 保険料(入りすぎていないか)
  • 通信費(格安SIMに切り替え済みか)
  • サブスク(全部きちんと使えているか)
  • 電気・ガス(比較サイトで見直し)
  • ふるさと納税(夫の分までやり切れているか)

この5つを見直すだけで、月1〜3万円は浮く家庭がほとんどです。

我が家が実際に固定費をどう削ったかは、【支出8万円節約】転勤族の家計見直し。保険の解約と奨学金返済で家計改善に詳しく書いています。あわせてチェックしてみてくださいね😊

武器④:時間を味方につける(複利の力)

「今さら始めても遅いかな…」という声、本当によく聞きます。

でも、「今さら遅い」はウソです🔥

私は20代のうちから投資を始めましたが、40歳・45歳スタートでも、十分に間に合います。投資は長く続けた人が勝つゲーム。複利の力は、時間が最大の燃料だからです。

たとえば、

  • 月3万円×20年×年5%運用 → 約1,230万円
  • 月3万円×25年×年5%運用 → 約1,780万円

「今日から始めた人」が、「悩んで始められない人」に静かに差をつけていく世界です。

先取り貯金の仕組み化については、転勤族でも貯金できる!引越しのたびに赤字にならない「貯まる家計」の仕組みの作り方も参考になると思います💰

同じモヤモヤを抱える方へ

同じ境遇の方に、どうしても伝えたいことがあります。

あなたは、何も悪くないです🌸

正社員で戻れなかったのも、扶養内でしか働けないのも、世間の空気がしんどいのも、全部あなたのせいじゃない。社会の構造の問題を、個人の努力不足にすり替える必要はないんです。

でも、「悔しい」「モヤモヤする」で止まってしまうのは、もったいない。

その気持ちを、節約や投資をして不安を解消していきませんか?

  • 月1万円からでも投資を始める
  • iDeCoを調べてみる
  • 家計を見える化する
  • 固定費を1つだけ削る
  • 「自分の名義の資産」を作る

小さくていいんです。

10年後、20年後の自分が、今日のあなたに感謝する日が必ず来ます✨

ちょもん 焦らなくて大丈夫◎ 今日、1つだけ動けたら十分です♪

まとめ|制度に振り回されず、自分の名義で資産を育てる

扶養内パートの年金が少ないのも、復帰の壁が分厚いのも、全部「あなたが悪い」なんてことはありません。

だからこそ、この記事でお伝えしたことをまとめるとこの5つです。

  • 第3号被保険者(扶養内パート)は基礎年金のみ、という現実を知る
  • 106万円・130万円の壁を「働き損」で終わらせない視点を持つ
  • 女性同士を比べさせる空気に乗らず、自分の人生を設計する
  • iDeCo・新NISAで「自分の名義の資産」を育てる
  • 固定費の見直しと、時間(複利)を味方につける

会社にも、制度にも、夫の収入だけにも頼り切らない。自分の名義で、自分の資産を育てていく。

それが、扶養内で生きる私たちが今日から持てる、いちばん確かな武器だと思っています💪

よくある質問

Q. 扶養内パートや専業主婦でもiDeCoに加入できますか?

A. 加入できます。第3号被保険者(扶養内の配偶者)は、月23,000円まで拠出可能です。ただし、拠出時の所得控除メリットは受けられない(そもそも所得税を払っていないため)ので、運用益非課税60歳まで引き出せない強制貯蓄効果がメインのメリットになります。

Q. 今からでも投資は間に合いますか?

A. 十分に間に合います。投資は長く続けた人が有利になる仕組みなので、「気づいた今日」が一番早いタイミングです。月3万円×20年×年5%運用でも約1,230万円になります。大切なのは始める金額より、続ける年数です。

Q. iDeCoと新NISA、どちらから始めればいいですか?

A. まずは新NISAから始めるのがおすすめです。理由は、いつでも引き出せる柔軟性があるから。生活防衛費が整ってきたら、老後資金として絶対に手をつけない枠としてiDeCoを追加する流れが安心です。

Q. 2026年4月の「130万円の壁」緩和って、結局なにが変わりますか?

A. 一時的に年収が130万円を超えても、事業主の証明があれば最大2年間は扶養のままでいられるという判定の緩和です(恒久化ではなく時限措置)。制度は変わりやすいので、最新情報は厚生労働省や日本年金機構の公式サイトで確認してくださいね。

Q. 扶養内パートの収入から、月いくら投資に回せばいいですか?

A. まずは月5,000〜10,000円からでOKです。生活防衛費(生活費の半年分)が貯まっていない方は、そちらを優先。固定費を見直して浮いた金額を、そのまま投資に回すのがムリのないやり方です。


この記事が、同じモヤモヤを抱える誰かに届いたら嬉しいです🌸

コメント欄で、あなたの「武器」や「モヤモヤ」も教えてくださいね。仲間の声は、きっと他の誰かの勇気になります✨


※この記事は個人の経験と見解に基づく内容です。投資は自己責任でお願いします。iDeCo・NISA・社会保険制度の最新情報は、必ず公式サイトでご確認ください。


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ちょもん

この記事を書いた人:ちょもん

30代・2児の母。転勤族のママとして5回の引越しを経験。最初は家計管理が苦手だったけど、今は毎月7.5万円を先取り積立中。転勤族でもできるお金の工夫と暮らしのヒントを発信しています。

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